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Learn or Die 死ぬ気で学べ プリファードネットワークスの挑戦

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こんにちは、@yshr10icです。

本屋に行ったら、たまたまPFNさんの本の発売日だったので、衝動買いしました!

本記事では、読んだことを読書メモとして残したいと思います。

本の紹介

Preferred Networks社(PFN)(https://preferred.jp/ja/)は、機械学習・深層学習をやっている人の中では知らない人はいない会社だと思います。私自身、Chainer(https://chainer.org/)という深層学習フレームワークをきっかけにPFNを知るようになりました。(残念ながらChainerはPyTorchに移行されることになってしまいましたが。。。)。そんなPFNの創業者である、西川さん、岡野原さんの著書となります。

本の章立ては次の通りです。

  • Chapter.1 【存在意義】プリファードネットワークス(PFN)とは何か
  • Chapter.2 【理想】チームで成果を最大化する
  • Chapter.3 【情熱】何よりも自由を確保する
  • Chapter.4 【価値基準】常にラーニングゾーンに身を置くために
  • Chapter.5 【技術革新】深層学習の面白さ
  • Chapter.6 【組織開発】「何をやるか」と同じだけ重要な「誰とやるか」
  • Chapter.7 【資本政策】9割に及ぶ失敗を「推奨」するために
  • Chapter.8 【未来】AIとロボット、我々が見据える未来予想図

 

読んだ感想や気付き

本書では、PFNの創業者である西川さん、岡野原さんの生い立ちやPFNの前身であるPFIの創業、そしてPFNの創業、PFNの事業内容、PFNのこれからについて知ることができる内容となっています。

PFNというと、頭の良い技術者集団というイメージがありましたが、まさにその通りでした笑。
採用の仕方から、会社の環境作りまで、非常に徹底されており、入社時点で何かしらのプロフェッショナルだった人が、より幅広いプロフェッショナルになれる会社なのだな、と思いました。

PFNの行動規範として、4つのPFN Valuesというのを掲げています(https://preferred.jp/ja/company/values/)。本書のタイトルになっているLearn or Dieもそのうちの1つです。

  • Motivation-Driven(熱意を元に)
  • Learn or Die(死ぬ気で学べ)
  • Proud, but Humble(誇りを持って、しかし謙虚に)
  • Boldly do what no one has done before(誰もしたことがないことを大胆に為せ)

本書でPFN Valuesについて説明があるのですが、私が一番共感したのが、「Learn or Die(死ぬ気で学べ)」です。西川さん曰く、エンジニアはマグロのようなもので、マグロと同じように、エンジニアも新技術を常に取り入れ続けないと死んでしまう、と常日頃からおっしゃっているようです。PFNにいるようなプロフェッショナルの方たちがこのような姿勢なのですから、私のような一エンジニアでは到底太刀打ちできないなと感じました。

まとめ

PFNについての本ですが、PFNのような技術者集団がどのような考え方をしているのかだけでなく、今後どのような未来になると想定していて、そのためにどんな技術に投資しているのかについて知ることができます。
本としては、小一時間程度で読める内容となっているので、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか?

ABOUT ME
yshr10ic
都内のIT企業で働くエンジニアです。普段はデータサイエンス系のコンペに参加したりしています。ガジェット大好きです!