こんにちは、@yshr10icです。
最近あまりビジネス書は読まないのですが、前から興味のあった「学び効率が最大化するインプット大全」(以下、インプット大全)を妻が買っていたので、読んでみました。
本記事では、読んだことを読書メモとして残したいと思います。
本の紹介
著者は精神科医の樺沢さん。樺沢さんのことをネットで調べてみると、精神科医、映画評論家、作家、YouTuberと出てきます(https://ja.wikipedia.org/wiki/樺沢紫苑)。
本の冒頭でも紹介されているのですが、樺沢さんは数年間に渡り、メルマガ、Facebook、YouTubeを毎日更新されているとのことです。インプット大全は、「学びを結果に変えるアウトプット大全」(以下、アウトプット大全)の後に出版されたのですが、先にインプット大全を手に入れたので、こちらを先に読むことになりました。
内容的に、アウトプット大全を読んでいないといけないことはありませんが、たまに「アウトプット大全でも書いてますが~」みたいな表現があった気がします。私の場合、アウトプット大全も手に入れることができたので、この後読んでみたいと思います。
本の章立ては次の通りです。
- CHAPTER1 インプットの基本法則【RULES】
- CHAPTER2 科学的に記憶に残る本の読み方【READ】
- CHAPTER3 学びの理解が深まる話の聞き方【LISTEN】
- CHAPTER4 すべてを自己成長に変えるものの見方【WATCH】
- CHAPTER5 最短で最大効率のインターネット活用術【INTERNET】
- CHAPTER6 あらゆる能力を引き出す最強の学び方【LEARN】
- CHAPTER7 インプット力を飛躍させる方法 応用編【ADVANCED】
全部で80のトピックに分かれており、それぞれが4ページ以内で書かれています。各トピックは、樺沢さんの実体験や論文などのデータから言われていることをベースに書かれており、図や表を交えながら説明されているため、すんなりと読みやすくなっています。
読んだ感想や気付き
この本で一番言いたいことは、「インプットするだけでは」まったく意味がないということです。
「はじめに」の中で、以下の実験の話しがありました。
ある実験で、175人の方に「ここ1週間、インターネットでみた情報」を可能な限り思い出してもらいました。その結果、思い出せた数は、なんと平均で3.9個でした。1日に20個ほどの情報を見ているとすれば、1週間で140個もの情報に接触しますが、そのうち記憶に残っているのは、たったの4個。情報吸収率は、わずか3%です。
数値は概算ですので、そこまで意味はないかもしれませんが、せっかく毎日ニュースを見たりして情報収集しているのに、こんなに忘れていってしまうのはもったいないですね。
この本では、インプットの効率を上げるために、「インプット→アウトプット→フィードバック」を繰り返すことが重要であると何度も記載されており、各章でどのようにしたら良いのかが書かれています。
本を読んだ中で、私が気になったのは次の通りです。
- 方向性、ゴール、期限を決めること
- インプットしたら、必ずアウトプットする
- アウトプット前提でインプットする
- アウトプットできた量がインプットした量に相当する
- 喜怒哀楽が伴う記憶は、アウトプットしなくても鮮明に記憶に残る
- 好奇心を大切にする。ワクワクすることを勉強する
- 本を買ったら、「読みたい!」の気持ちが強いうちに読む
- 「わからない!」と思った瞬間に検索する
- 自分が理解できるレベルではなく、他人に説明できるレベルで本を読む
- 質問することを前提に話しを聞く
- 情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすれば、長期記憶に残りやすくなる
まとめ
私は、技術書やネット記事などインプットばかりしていて、まったくアウトプットができていなかったことを痛感しました。
インプットしたことをきちんと自分の中に消化するためにも、もっとアウトプットしていきたいと思います。(本記事は、そのアウトプットの第一弾です!)
「本の紹介」でも書きましたが、アウトプット大全も手に入れたので、時間のあるときに読んで、またブログでアウトプットしたいと思います!